相続税の調査確率
ここでは、税務調査を受ける理由および税務調査の件数と確率について詳しくご説明していきます。
税務調査を受ける理由
相続税は所得税や法人税などに比べて税金の額が高額なため、調査確率が圧倒的に高いとされています。その中で、税務調査を受ける理由として多いものは以下の3点です。
①自分で相続税の申告をした場合
税理士などの専門家を介することなく、ご自身で相続税申告をされる方もいらっしゃいます。しかし、所有している土地の評価が複雑で評価方法を間違えたり、財産の計上漏れなどが起こると調査確率が上がってしまいます。
②相続税の申告が必要にも関わらず、申告をしなかった場合(申告漏れ)
相続財産の課税価格が相続税の基礎控除以下に納まらなかった場合、相続税申告を要します。しかし、基礎控除の金額や課税価格を間違えていると、相続税申告が不要であると認識してしまいます。参考までに、下記に相続税の基礎控除の計算式を記載させていただきますので、もう1度きちんと確認しておきましょう。
【相続税基礎控除:3,000万円+600万円×法定相続人の数】
③相続税に精通していない税理士に頼んだ場合
同じ税理士であっても、相続税の申告に関しての経験やノウハウに圧倒的な差があることがあります。相続税の評価は非常に複雑であるため、相続税申告の経験が少ない税理士に依頼をすることで誤った申告をされてしまい、税務署より指摘を受けるケースもあります。
税務調査を受ける件数と確率
相続税申告をしたうちの約8%が、税務調査を受けるとも言われています。税務調査を受けた方の中には、加算税も含めて多くの追徴課税を支払うことになった方もいらっしゃいます。
このような事態を防ぐためにも、相続税に精通した税理士に依頼することが重要となります。大阪相続税申告相談室では、府内でもトップクラスの相続税申告に関するノウハウと経験を有しています。大阪にお住まいの方で相続税についてのご相談がございましたら、お気軽に大阪相続税申告相談室までお問合せください。